中小企業を経営しているとき、何かと出費もあるでしょう。機械など設備もあれば、他の企業への支払い、さらに従業員への給料など数えきれません。そんな出費については、自己資本やさらに売掛金から対応できるのが一番です。しかし、なかなか対応できないときには、事業者ローンを使ってと言うところが増えています。
ローンのひとつですから、審査がどうしても必須です。
融資決定は早いのか遅いのか
融資をするときには、審査があります。審査もたくさんの書類を確認したり、ヒアリングなどやることも多いです。さらに他の企業も申し込みしており、その順番待ちと言うこともあります。これらを踏まえるとどうしても、時間がかかってしまうのは当たり前と言えます。
しかし、この事業者ローンの場合には、さらに審査についてはスコアリングシステムを採用するところが多いです。これは、過去の実績などから審査を数値化したものです。似たような業績や規模ならば、その貸し倒れのリスクがどのくらいなのかも出そうとすれば出せるようです。他にも決算書などから利益率やさまざまな率や数字を出せます。それらを使うことで、実は審査のスピードをあげようとしています。
なので、他の審査と比べると、この場合には融資決定までの期間は短いと言うのです。つまりは、早く審査結果が出ます。結果が出れば、それだけ融資の金額を早く手にすることができます。ローンの種類を変えただけで、審査もスピードも変わります。融資額が低いときも、早くなるようです。
審査を早く済ませてほしいときには、ローンや金額を工夫しましょう。スコアリングシステムを行うところを選ぶといいでしょう。
早ければいいとは限らない？
銀行とノンバンクを比べた場合ですが、どうしても信用を考えると銀行の方が上です。ノンバンクでも信頼はありますが、銀行には悪質な銀行はありません。
ノンバンクには悪質業者はいますから、信用度は変わります。信用が高いと言うことはチェックも厳しくなるため、銀行の方がどうしても遅くなります。安心できるぶん、遅くなるのは仕方ないと覚えておきましょう。
しかし、返済などどうしても遅くなっては困る場合には、ノンバンクへから当たりましょう。ノンバンクならば早いですが、先程のべたように悪質業者がいます。
悪質業者の手口でよくあるのは即日対応、翌日対応です。下手すると２時間後には融資しますとか言うところもあります。
早すぎるところは逆に怪しいと考えて、警戒した方がいいでしょう。早ければいいと言うものではありません。
融資決定は、時間ある程度かかった方が安心できます。
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